ローン審査に落ちた理由を教えて!どこに聞きに行けばいいの?

先日車を購入したのでローンを組もうとしたら、審査に落ちてしまいました。自分としては全くの想定外だったのでガックリきていますが、それと同時に原因がわからないので不安でもあります。

審査に落ちるようなことはないはずなので、理由を聞いてもらえるよう頼んだんですが、答えてはくれないそうです。自分のことだし知りたいんですがどこに聞けばいいんですか?

自分の信用情報は情報機関に開示請求すれば分かります

ローン審査に落ちたこともショックですが、その理由がよくわからないというのではなおさら不安になってしまいますよね。でも、ローンの審査基準というのはその業者独自のものであって一般に公開する義務はありませんから、例え自分の審査結果であってもその理由を教えてもらう訳にはいかないんです。

ただ審査結果について反論や不満を訴えることもできないのであれば、仮に落ちた理由を知らされたところで、あまり意味はないかもしれませんね。でもだからといってこのまま放置しておいていい訳ではありませんよ。思い当たるところがないのであれば尚のこと、その原因を突き止めておくことで次の審査の失敗を避けることができるんです。

自分の信用情報については、信用情報機関に開示請求することで簡単に手に入れることができます。現在3つの信用情報機関がありますが、今回のローンを審査した業者の関わる信用情報機関を選びましょう。申込はネットや電話などで受け付けていますので、自宅から全ての手続きが可能ですよ。情報開示請求は有料で、1件あたり1000円程度かかります。

さて、このように自分の信用情報が手に入ったら、まずは延滞や未払いなどの記録がないか確認しましょう。延滞というとキャッシングのことばかり思いつきますが、実はショッピングの分割払いを延滞しても、信用情報には記録されてしまっています。お買い物だからと気軽に考えていた結果、延滞がローン審査に響いている可能性もありますよ。

自分は借金なんてしていないはずだという思い込みがあると、意外と気づかないのがこのショッピング枠の延滞なんです。特に事故情報となってしまうような数ヶ月以上の重い延滞ではなく、程度の軽いものになると、本人もすっかり忘れてしまっていることも多いものです。

このような延滞は、一度やってしまうともう二度と消えないのでしょうか。実は消す方法はあるんです。それはただひたすら待つこと。信用情報は2年表示になっていますから、2年経てば延滞は過去の記録として消えてしまいます。でもこれは逆を言えば、1度延滞すると2年間は表示されたままということですね。しかもその後も何度か延滞してしまうと、複数の延滞記録としてとても目立ってしまいますよ。

つまり軽い延滞であっても、せいぜい2年に1度くらいにしておかないと、悪影響が出て来る恐れがあるということになりますね。ブラックになるような2ヶ月以上の長期の延滞でなければ大丈夫と思っておられる方も少なくないのですが、たとえ軽度の延滞であってもどのような判断をするかはその業者の勝手です。なるだけ返済履歴をきれいにしておくことは、どの方にとっても大切なことだと言えるでしょう。

カードローンの審査を通すために知っておきたい不通理由

いざというときに、キャッシングを含めたカードローンを利用する際、返済する能力があるのになぜか審査が通らず困ったことになったということはよくある話です。カードローンおよびキャッシングは、返済の当てがある状況ではとても便利なシステムをとっており、利用しない手はありません。そこで、どのような場合に、審査が通らないのか、不通理由をあらかじめ知っておく必要があります。基本的には、カード会社との信用で成り立っているシステムですので、信用がない場合にこのシステムは利用できないことになります。

ここでの信用とは、この人は真面目だとか、この人は誠実だとかの人格的なものではなく、あくまでも金銭的な信用です。つまり、返済する能力があるかどうかが信用の有無の判断基準となります。例えば、カード会社への返済が滞っている場合、当然更なる借り入れはできません。滞っている時点で返済能力がないと判断されるからです。裏を返せば、返済しきってしまえば、返済したことが信用となり、借り入れ限度額が増えるということも多くあります。また、毎月ある程度決まった収入があるということも当然信用に繋がります。

正社員のほうが望ましいですが、パートやアルバイトでも月に入る収入にさほど差がなければ、その収入の範囲内で信用を得ることができます。そして、割と多い事例ですが、カードローンを以前利用していて、利息制限法の改正に伴い過払い分を返還してもらいたいという人が、債務整理を利用している場合です。この場合、返済後の返還請求としてならいいのですが、返済中の返還請求をしてしまうと返済自体がそこで一旦ストップされてしまいますので、返済しきっていないことになります。とすると、前述したとおり、信用がないと判断されてしまうわけです。

また、よく聞く債務整理ですが、これはカード会社との和解にすぎず、本来返済すべき決まった金額を減らしたり、利息をなくしたりしてもらうだけで、借金がなくなるわけではありません。ですので、債務整理中はまだ返済しきっていないのですから信用はありません。以上が基本的な審査不通理由ですが、これらはカード会社1つに対して該当していれば基本的に他のカード会社においても共通して審査が通らなくなりますのでご注意ください。

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